他人の目が気になる人の心理【克服法】

他人の目が気になってしまい何もできなくなってしまうことってありますよね。

やりたいことがあるのに怖くてできない・・
もし行動したら他人から批判を受けるかもしれない・・
「まずは行動です!」
「行動してから考えましょう!」
「行動しないと成功しませんよ!」
はい、このどれも正論です。
みんな何かしら行動を起こしたいと思っているはずです。
何もやりたくないという人も「何もやらない」という行動を起こしたがっているとも言えます。
そう、みんな行動したいんです!
やりたい・・・でもできない・・・。
(他人の目が)怖い
勇気を振り絞って。
気合いを入れて。今度こそはと意気込んで。
よし、今度こそやってみよう!
他人の目なんてクソくらえだ!
と、気合をいれてもいざ行動に移そうとすると。
やっぱり、できない(-.-) チ~ン
やれない。
あー、怖い怖い、怖くてしょうがない。
だって、他人に(多くの場合、親や友人など近しい人が多い)なんていわれるかわからないから。
「身分相応に生きなさい」
「現状維持でいいのよ」
こんな声が聞こえてきたりして。
結局、何も行動に移せず・・・自己嫌悪。
この気持ちすごくわかります。
私もそうでした。
今回はこんな方向けの「他人の目」が気になってしまう心理とその克服・解決法を特別に伝授いたしましょう!

他人の目が気になる心理

なぜ、他人の目が気になってしまうのか?
ズバリ、皆自分のことが大好きだからです。
「いえ、私自分のこと大嫌いなんです」
そんな声が聞こえてきそうですね。
でも、この記事をお読みになっている時点で「人の目が気になる自分を何とかしたい」とご自身を向上・発展させようというお気持ちがあるのにお気づきでしょうか。
そう、やはりご自身のことが好きなんですね。
自分のことが嫌いならそんなことしないはずなのです。
で、他人の目が気になるというのは、その大好きな自分を嫌いになりたくないからなのです。
どういうことかと言いますと、何か行動を起こせば、それに対する他人からの反応があります。
・称賛される
・批判される
・評価される
などなど。
称賛されることがわかっていればあまり人の目も気にならないかもしれません。
でも、他人の反応はわからないもの。
批判される可能性があるものなら、怖くてできませんよね。
つまり、
批判される(かも)→自分がダメだと思う(かも)→自分を好きだと思えなくなる(かも)
という心理が背後にあるのです。
自分は批判されたっていい
どんなに評価されたって構わない
このように感じている人はそもそも他人の目なんか気にもならないはず。
なので、他人の目を気にする人の心理には自分を大切に扱いたいという深層心理が働いています。
つまり、自己肯定感を下げたくない、自分を嫌いになりたくないというのが背景にあるのです。

私も他人の目が怖くてしかたなかったのです・・

私も他人の目は人一倍気になるほうです(でした)。
石橋を超叩いて渡るタイプでしたね(笑)
私は、昔、気合いと根性でこの他人の目と格闘してきました。。。
(もちろん、今回の記事にあるようなメカニズムは知らなかったためです・・)
格闘はまだ子どもだったからできたのです。
大人になると立場などいろいろなことを考慮しなければならず、気合いと根性だけではどうにもならないのですよね。
私は10代のころ、一度高校を中退しました。
(のちに1年生を2度やり卒業しました(苦笑))
その時は、親や周囲の反対はあったもののそういった他人の目を気合で乗り切ったんですね。
私自身、もともとは唯我独尊と言いますか、我が道をいくタイプだったのです。
実はこの出来事によって私自身が周囲の人の目を意識してしまうきっかけになってしまったんですね。。ガーン(-_-)
日本って同調圧力は強いですし、皆同じがいいですよね。
一度入学したら/入社したら最後までやり遂げるのが立派だ、みたいな。
今はそうではなくなってきているようですけど、今から20年ほど前は中退なんてご法度という感じでした。
「中退するやつはダメなやつ」という視線が怖くなったのです。
それ以降、学生時代、社会に出てからも常に他人の目を意識しながら悪く思われないように配慮して生きてきました。
ひっそり隠れるように。
結果、自分の思ったように行動できない人間になってしまったんですね。
なので、他人の目を意識して行動できない方の気持ちは痛いほど分かります(^^;
他人の目、怖いですよね~(笑)

他人の目が気になる人の克服・解決法

これはですね、自己肯定感を高めるしかないんです。
自己肯定感というと堅苦しく聞こえますけど、要は、どんな状況でも「自分はすごい人だ」「素晴らしい人だ」を心の底から感じるほかないんです
私たちは本当は子どもの頃から「あれができない」「これができない」「試験で○点しかとれなかった」と常に否定され育ってしまいます。
つまり、何か行動を起こした際、他人の言動から
「自分はダメ」
「自分は劣った存在だ」
と感じる恐怖に苛まれているのです。
結果的に、他人の目が怖くて行動に移せない自分に嫌気をさしてしまうのです。
他人の目が怖いというのは、自分の存在価値は他人の言動にいちいち左右されてしまうという洗脳にかかっているようなものなのです。
一方で、自分のことを嫌いになりたくないと誰しもが思っているのです。
ということは、ある意味、洗脳されてしまった自分の心を認めた上で、「自分は素晴らしい存在なのだ」と他人の言動と関係なく感じることができれば満点なのですね。
そうはいっても、
自分を素晴らしいなんて思えない・・・
お気持ちわかります。
言うのは簡単ですから。
ですから、これからは逆洗脳をかけていくわけです(シャキーン!)。
自分自身に対して。
(他人になんて思われようが)
「私は素晴らしい」
「私はすごい」
「私は輝いている」
「私は立派だ」
※注意点
これは理由なくそう思うというところから始めるのがポイントです。
私は○○だからすごいとか理由と一緒にやってしまうとうまくいきません。
とにかく、毎日のアファメーションのごとく、
私は素晴らしい
と唱えてみてください。
何か新しいことを始めるとき、他人の目が気になったとき、
せーの、「わたしは素晴らしい」
と心の中で唱えましょう。
だって、あなたは素晴らしい人間なのですから。
この根拠のないあなたの素晴らしさというのが本物の自信でもあるのです。
今回の記事は以上となります。
ありがとうございました。