無意識思考を中心に、人間の思考や意思決定に関する研究に取り組んできました。
ここでは、これまでに行った主な研究や論文をご紹介します。
特に、意識的に考えていない時間にも生じる情報処理に関心を持ち、無意識思考が人間の判断や思考にどのように関わるのかを研究してきました。
主な研究テーマ
無意識思考
問題からいったん注意を離れている間にも、情報は処理され続けるのか。その働きが、その後の判断や意思決定にどのような影響を与えるのかを研究しています。
思考と意思決定
人は複雑な情報をどのように処理し、判断しているのか。意識的な熟考、直感、無意識的な情報処理など、さまざまな思考の働きに関心を持っています。
無意識思考の脳内メカニズムに関する研究
Performance and Material-Dependent Holistic Representation of Unconscious Thought: A Functional Magnetic Resonance Imaging Study
Frontiers in Human Neuroscience, 2019
無意識思考中の脳活動をfMRIで調べ、無意識思考の成績と脳活動の関係を検討した研究です。特に、情報を全体的・統合的に捉える「ホリスティックな表象」と無意識思考との関係に注目しました。
認知スタイルと職階の関係に関する研究
Relationship of Cognitive Style and Job Level: First Demonstration of Cultural Differences
Frontiers in Psychology, 2017
日本のビジネスパーソンを対象に、直感的・合理的な思考スタイルと職階の関係を調べた研究です。管理職ほど直感的であるという従来の見方を検証し、思考スタイルと職階の関係には文化的な違いがある可能性を示しました。
学会発表・研究活動
無意識思考、脳科学、心理学、思考法などをテーマに研究活動を行い、国内外の学会・研究会で発表してきました。
世界脳機能マッピング学会(OHBM)、日本脳機能マッピング学会(JHBM)、産業組織心理学会、アジア社会心理学会、生理学研究所研究会などで研究成果を発表しています。
無意識思考についてもっと知る
研究テーマの中心である「無意識思考」について、その基本的な考え方から創造性・意思決定との関係、日常や仕事での活かし方まで詳しく紹介しています。